葉山町合気会は師範の若林忠晴先生が「葉山の子供たちに合気道を紹介し、将来的には国際交流もやろう」との思いで、昭和55年9月6日、会員22名で設立されました。
その後、前道場長の後藤一雄先生、春陽会師範服部孝夫先生など多くの方々に支えられながら、これまで葉山町の子供たちを中心に多くの方がお稽古に参加されています。
合気道には試合がなく、勝敗や技術の巧拙を競うスポーツとしての近代武道とは異なります。
合気道は目の前にいる敵を相手にする相対的な勝利ではなく、「敵をもたない・敵をつくらない」ための武道的な身体運用の理法と技術に習熟することを修業の目的としています。
合気道は「形稽古」によってわざをかけるものと、受けをとるものがあらかじめ決まっており、攻守を交代しながら技術と身体を練り上げて、理想的・本然的な身体運用法則の発見と各人それぞれが日常生活に活かすための様々な研究を行います。
若林 忠晴 八段 合気道略歴
1958年(昭和33年)合気会本部道場入門
1960年(昭和35年)早稲田大学合気道会設立
1961年(昭和36年)関東学生合気道連盟設立 全国学生合気道連盟設立 初代副委員長
渡米
1962年(昭和37年)パサディナ合気会設立
1965年(昭和40年)カリフォルニア合気道連盟設立 初代チーフインストラクター(師範部長)
帰国
1971年(昭和46年)神戸精武館(現神戸支部) 師範
1977年(昭和52年)池上本門寺 合気道教室 師範
1980年(昭和55年)葉山合気会設立
1987年(昭和62年)上智大学ソフィア合気会設立
2007年(平成19年)ソフィア合気会師範を本部道場長植芝充央先生に引き継ぎ引退
2013年(平成25年)八段に列せられる
2018年(平成30年)葉山町合気道連盟会長として現在に至る